ブドウ畑の様子
ファミリージュエリー
ブドウ畑の様子
ブレッサンの歴史は、イマジネーションが結集してひとつの価値感を作り上げた、情熱に満ちた複雑 な物語です。ブレッサン家は、先祖が築いた歴史と古い伝統が染み付いた礎石に象徴されます。 類稀 なる気持ちの良い人物との付き合いにも似た、静穏な幸福感、確かな信頼感がそこに息づいています。
数世紀にわたって受け継がれた家族の“精神”がこの地に、コッリオ丘陵のなだらかな曲線がイソンゾ川 へと下り、北はアルプス山脈に守られ、南は暖かい風が吹き寄せるアドリア海に向かって開けたこの 細長い土地に、息づいています。ここでは稀有な自然の要素(地理、地質、気候)が入り混じり、ユ ニークで独特な“テロワール”を形成しているのです。
地理的条件
ユリアン・アルプスは冷たい北風から守ってくれる天然の要塞です。一方、隣接するイソンゾ川は近くのアドリア海(18km)に注ぎ込み、熱い南風の通り道となります。同時にアドリア海のメキシコ 湾流からの暖かい海風の恩恵も受けているのです。
極端な気候条件、特に厳寒の時期を、この海風が緩和してくれるのです。
その結果もたらされる特別 に穏やかな冬と暖かな春の気候が、川から離れたブドウ畑に比べて数日間早いブドウの生育サイクル をもたらし、すばらしいブドウの成熟を約束してくれます。
地質的条件
ブレッサンのブドウ園は“低地フリウリ”と呼ばれる湿った低地の18~20m上に広がる、砂利だらけの “高地” に広がっています。
ブドウはこの痩せた砂利質の土地のそこここに見られるようになりました。ここでは、ブドウは不足 しがちな必須栄養素を確保するため根を精一杯深く、最深層まで差し込もうとするため、ワインに複 雑無比な特性が与えられる、というワインにとっては理想の地なのです。
ブレッサンのブドウ畑での 1 年間古来のしきたりと日々の情熱の積み重ね・・・
11 月~3 月 : たった一枝を残し強剪定。枝に残される芽は平均4~5 個。 (シングル・ギョイヨ式を採用)